結婚してから主人の実家に住んでいて、仕事の日は子ども達をお義母さんによく見てもらっていたのもあり、家を建てるなんて夢の話だと思っていました。でも、子どもが3姉妹なので思春期になると困るだろうし、それぞれの部屋が欲しいとは思っていたんです。そう考えているうちに、隣に貸していた土地が空いたので、ここなら小学校に通っている子ども達を転校させることもないし丁度良いかな…と思い、家を建てることにしました。

　横に長い土地だったんですけど、その敷地に子ども部屋が3部屋と自分たちの寝室、リビング、大きめの収納とそれぞれの部屋にも収納をつけてもらうように間取りを考えてもらいました。条件にあった無駄のない間取りを提案してもらったので、あまり変更することもなくスムーズに話が進み、家が建つまであっという間でした。

　お義母さんのアドバイスで、この地域は洪水で水があふれやすいから少し高い位置に家を建てるようにと言われ、土台を高くしてもらいました。室内はシンプルに白を基調とした色味にして、リビングの1面だけ色を変えたり、子ども部屋もそれぞれ子ども達が気に入った壁紙を1面だけ入れて、工夫しました。あとはリビングの間接照明を温かみのある色にして、落ち着ける雰囲気にしました。女性の現場監督さんだったので相談しやすく、女性目線のアドバイスもいろいろともらえて助かりました。

　家を高くしたことによって、窓を開けると風が吹き抜け、気持ちが良いです。あとはキッチンと洗面場が近いので家事の時間が短縮されます。ただ洗濯ものを干すのが2階になるので1階にもあれば楽だな…思いました。収納ももう少し増やしたいなと思って付け足してもらったんです。今でもそういった意見を聞いてもらえるので、とても感謝しています。